2012年10月7日日曜日

35冊目「雪の翼のフリージア」



今回は電撃文庫9月の新刊だった「雪の翼のフリージア」の感想を。
著・イラストは「雨の日のアイリス」と同じ松山剛ヒラサトです。

ここは翼をもつ人々が住まう世界。事故で翼を失った『飛翔士』の少女・フリージアは、再び大空を飛び、生き別れとなった妹と暮らすために“義翼”職人の男・ガレットのもとを訪れた。
ガレットはあくまで代替品である“義翼”で過酷な飛行レースに臨もうとするフリージアに辟易するが、彼女との間に『ある因縁』があったことを知って、力を貸すことを決める。目指すは飛翔士たちの最高峰『天覧飛翔会』での優勝。果たして少女の信念は大空を制することができるのか―。
不屈の意思を持つ少女と、それを見守る“義翼”職人の男の、努力と信念の物語。

前作「雨の日のアイリス」が大好評だった松山剛の新作です。
前作は読もう読もうと思って未だに読んでないという……先にこちらを読んでしまった。

1巻でよくまとまっていて、よくできている作品でした。
でも、先の読みやすい展開だったり、なんか特にコレといった強いキッカケも無いのに惚れてたり、ちょっと納得いかないというか、モヤモヤした感じも多少感じた。
飛行レースの描写は微妙で、イマイチその面白さというか過酷さとか争ってる感が全く伝わって来なかった。ヒロインとライバルが強すぎて、スタート時から他をぶっちぎってしまって、以降二人しか飛んでないのもその原因かな。

下に終盤のネタバレ含んだ違和感について白文字で
レース内で発生した事件ですが、ライバルを勝たせる為に主犯は発砲したわけですが、ほとんどの人が義翼で参加とかwwwみたいにバカにしてたけど、犯人だけは負けるかもしれない!フリージアを撃たないと!って思ってたのかなぁ?
なんかその辺が微妙。去年は事件が起きず、今年事件が再度起きる理由としてはイマイチ説得力が無い気がするんですけど、どうでしょうか?

という感じでちょっと引っかかる部分はありますが、世界観とかレースの全体像とか1巻にうまくまとまってるとは思います。
続き出すのかな?って感じの終わり方だけどこのままだとあんまりおもしろく無さそうなので頑張って欲しい。
悪くはないけど、あと一歩な一冊だったかな。

雪の翼のフリージア (電撃文庫)
松山剛
アスキー・メディアワークス (2012-09-07)
売り上げランキング: 80067

0 件のコメント:

コメントを投稿